ラグビーの2027年W杯オーストラリア大会の組み合わせ抽選会が3日、シドニーで行われ、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す日本は、E組に入った。同組にはフランス、米国、サモアが名を連ねた。

 世界ランク最上位は5位のフランス。12位日本、16位に米国、19位サモアと続く。フランスの地元レキップ紙は「非常に戦いやすいグループに入った」と分析。準優勝3度のフランスにとっては、他3か国はいずれも格下。日本との24年11月のテストマッチは「フランスが52―12で圧勝した」と紹介している。また米国、サモアについては「フランスにとって大きな脅威にならないと予想されます」とした。

 開幕2年前だが、すでに見据えるのは16チームが進む決勝トーナメント。同紙は、16強以降の戦いを「より厳しくなる」と論じている。「彼らがグループを首位で通過すれば」という前提には「恐らくそうなる」と補足。いずれも格下とみなされ、3か国は本戦での雪辱が試される。

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