お笑いコンビ「エルフ」の荒川が4日、大阪市浪速区の南海電鉄新今宮駅で一日駅長を務め、この日から同駅に導入された副駅名「#まいど通天閣」(ハッシュタグまいどつうてんかく)をお披露目した。

 セレモニーは同区のランドマーク・通天閣で開催された。

両手のピースをクロスさせたおなじみのギャグ「ハッシュタ~グ」で登場した荒川。大阪・和泉市出身で南海電鉄の「ヘビーユーザー」だといい、日本で初めて#が駅名、副駅名に採用されたことに「ビックリですね! 革命の年です! 今年ヤバいですよ。2025年、アゲ~! ハッシュタグ天下!」と声を張った。

 だが、気温6度の冷たい風が吹く環境のせいなのか、オーディエンスの反応は今ひとつ。「冷やしすぎた。こんなことあるかね。寒かったからと信じたい。(テレビは)いいところを使ってください。朝のニュースでスベりたくないんですよ。(でも)先にスベっといた方がいいかも。きょうの(南海電車の)車輪は(滑りが)いい感じだと思います」と自虐で笑わせていた。

 「先」というのは13日午後7時から日本テレビ系で全国生放送される「女芸人NO.1決定戦 THE W 2025」を念頭に置いてのこと。

悲願の初優勝に向けて「(コンビは)特急ラピートくらい勢いあるんじゃないかなと思います。もっともっと売れて(ネイビーの)ラピートをピンク色やゼブラに染めたい!」と気合を込めた。そのために「最近はボクシングの中谷潤人選手のメンタリティーを勉強してます。お酒も抜きました。だからむくみも取れてます。賞レース前の私が一番盛れてると思います」。世界3階級制覇王者ばりの精神力で大一番に臨む。

 ちなみに南海電鉄の駅で副駅名が採用されるのは2例目で、第1号は和歌山大学前駅の「ふじと台」。

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