AKB48が4日、結成20周年を記念した日本武道館公演の開幕を迎えた。

 グループの節目を祝し、4日間かけて一つの集大成を飾る。

総監督の倉野尾成美は「今日から計6公演、これまでのAKB48とこれからのAKB48が詰まっていると思います」と背筋を伸ばした。

 この日はグループ恒例の「リクエストアワーセットリストベスト20」と題し、ファンらの投票で選ばれた楽曲を中心にパフォーマンス。1位に輝いた「抑えきれない衝動」などアンコール含め全25曲で満員のファンを魅了した。

 開演前には、この日初お披露目となった21期研究生の5人が取材に対応。北海道出身の15歳・高橋舞桜(まお)は「板野友美さんを見たこときっかけでアイドルに憧れた。板野さんのような笑顔ですてきなキラキラしたパフォーマンスがしたいです」と決意表明し、埼玉県出身の16歳・田中沙友利は「誰かの憧れ、活力になれるようなアイドルになりたいです」と青写真を描いた。

 愛知県出身の18歳・牧戸愛茉は「アイドルに出会ったきっかけが渡辺麻友さん。渡辺さんのように誰よりもアイドルに真摯に向き合ってる貪欲な姿勢が大事だと思いますし、渡辺さんのように人の明日を彩れるようなアイドルになりたいです」と宣言。秋田県出身の18歳・渡邉葵心(きこ)「選抜に選ばれたりして皆さんに笑顔を届けられるアイドルになりたいです」と続けた。

 センター分けの髪形が印象的な兵庫県出身の17歳・森川優はセンターへ大きな意欲を見せ「センター分けのアイドルがセンターに立ってるのはなかなかないと思う。センター分けでもセンターに立てるんだっていうふうになりたい」とニヤリ。「AKB48のセンター分けを思い浮かべたときに私が出てくるくらい有名になれるように努力していきたいです」と誓っていた。

編集部おすすめ