関西Jr.の野田開仁(17)が、コンサート「ジュニア Showcase 2025 新星―SHINSEI―」(9~28日、東京グローブ座)を控え、渡邉大我(17)との“共闘”を宣言した。「怖さが(10分の)7ぐらいなので不安はやっぱり強い」と漏らしつつ、「大我という一番親しい友達がいるので、それは心強い」と覚悟。

高校生活最後の冬を最高の時間にする。

 ―ボイストレーニングには今も通っている?

 「月に2回ほど行ってます。先生にも褒められました。音域も広がったんですけど、カラオケで歌ってるとかじゃなくて、ちゃんと歌ってる人の声の出し方をしてるよみたいに言われて、うれしかったです。やっぱり歌がうまい人ってかっこいいじゃないですか。この職業は歌がうまくないといいものを見せられないかなとも思ったんで、一番に思いついたのはダンスと歌でした」

 ―ダンスも続いているか。

 「事務所内でやってるダンスレッスンが今なくなっているので、やっぱり自分で行って、何か違う種類のダンスも受けてみたいと思って。スタイル、ソウル、ロックとか。ヒップホップ、ジャズとか王道じゃないものをやったら、見せ方の種類も多くなるかなと思ったので。見せ方のレパートリーを増やしたいと思ったんで、自分で行っていますね」

 ―体の使い方も変わってきた。

 「変わりました。今までめっちゃ硬く踊っていて、全身に力が入っていたんです。

でもスタイルって、ウェーブっていうのを入れたりとか、体の柔軟性みたいなのがいるダンス。そこで硬さがなくなって楽に踊れるようになりました」

 ―最近、ギターは。

 「触れていないですね。通っていたギターの先生が違う仕事もしていて、その仕事が忙しくなっちゃって辞めますと言われたんで、現在、先生を探してる最中なんです。初めてのところに行くのって怖いじゃないですか。なので、調べ中です」

 ―映画好き。最近の推し作品は。

 「学校の登校時間に映画かアニメかドラマを見続けていますね。今はアニメの『ジョジョの奇妙な冒険』にハマっています。ジョジョって言葉遣いがめっちゃ面白くて癖が強いんですよ。なんかハマっちゃいました」

 ―高校3年生。大学進学は。

 「はい。試験を受けました。まだ結果は見てないけど、ドキドキですね。でも多分いけます。自信を持つことが大事なんで。自信があったらなんとなくいけると思ってるので」

 ―大学でどんな勉強をしたい?

 「僕、この仕事がめちゃくちゃ楽しくて。だから、この仕事に何かつながることないかなと思った時、ビジネスの勉強をしてみたいと思ったんですよ。例えば自分のことを売り出す時、自分のことをどうやってよく見せようかと思った時に考えることと、ビジネスってちょっと似ているんですよね。お客さんは何が欲しくて、こっちは何を提供したらいいのかみたいなのは同じ考えかなと思った時に、ビジネスのことを勉強してみたいと思いました」

 ―学校生活で一番楽しかったことは。

 「結構、癖の強い先生が多かったかな。文化祭は食べ物を買って休憩室に行って、それを食べることだけを3年連続でしていました。女装してのミスコンも楽しかったし、カラオケ大会もありました。

友達にも恵まれましたね。校長先生がバーベキュー好きで、イベントがあったらとりあえず終わりにバーベキューをしていたのも思い出です」

 ―最後にファンにメッセージを。

 「新しい場面ですけど、新しい自分を見てもらえたら。僕たちも精いっぱい頑張るので、ぜひ一緒に盛り上がりましょう」(終わり)

 ◆野田 開仁(のだ・かいと)2007年12月25日、大阪府生まれ。17歳。23年に関西Jr.として活動をスタート。特技は空手。趣味はスケボー、映画観賞。

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