12月6日の中山3R・2歳未勝利(芝1600メートル=15頭立て)は、2番人気のスミッコディスコ(牡、美浦・鈴木慎太郎厩舎、父ダノンプレミアム)が、デビュー5戦目で初勝利を挙げた。横山和生騎手が全5戦でコンビを組み、2着に食い込んだベアサナエチャンに騎乗した横山武史騎手との大接戦を鼻差で制して、兄弟対決で軍配が上がった。

勝ち時計は1分35秒4(良)。

 外の12番枠からスムーズに流れに乗って、好位2番手へ。逃げたアースヴィンチを見る形で折り合い、直線の入り口で先頭に躍り出ると、最後は2着馬の猛追をしりぞけた。

 横山和騎手は「前回が(デビューから3、2、5着と3戦した)北海道で知っている時のスミッコディスコじゃなかったですが、今回は返し馬で雰囲気良く見せてくれていました。スタートもうまく決まって楽にあの位置を取れたので、開幕週というのもありましたし、そのへんも手伝ってくれてうまくいきました」と勝利を振り返った。

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