巨人・若林楽人外野手が7日、都内で行われた株式会社K―PROMOTIONが主催する「トークショー&ファンミーティング」に参加した。西武などで活躍したMC役の山田遥楓氏との軽妙なトークを展開。

ファンを盛り上げた若林は「ファンの方にいっぱい来ていただいてうれしかった。来年も恩返しの機会を作りたい。山田さんがMCだったのでやりやすかった。また来年も一緒にやりたい」と声を弾ませた。

 トークショーでは仲のいいチームメートの一人としてリチャードを挙げた。「グラウンド以外でもリチャードと生活することが多い。この前はリチャードがはまっているサバゲーに誘われたり」と、うれしそうにエピソードを明かした。

 ファンからの質問コーナーも実施。「パ・リーグセ・リーグの投手の違いは?」という問いを受けると、昨季途中に西武からトレードで加入してきた若林は「大まかに言うとパ・リーグは自分のポテンシャルで押す。球速もあるのでどんどん押してくる。セ・リーグは緻密(ちみつ)なコントロールや配球とか、弱点を攻めてくる印象があります」と分析し、「セ・リーグだといろんなポイントで打てるようにしないといけない。今もそこをテーマにしてやっています」と説明した。

 今季はキャリアハイの86試合に出場して打率2割4分1厘、3本塁打、16打点。開幕戦のサヨナラ打やCSでの本塁打など、勝負強い活躍を見せて存在感を示した。それでも「まだまだです」と満足はしていない。来季、外野のレギュラー争いは激しいが、勝ち抜く覚悟だ。「一年間出続けて、スタメンを勝ち取れるように、開幕から頑張ります」と力を込めた。

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