オリックスは、本田仁海投手と育成選手として再契約を結んだことを発表した。プロ8年目の今季は1軍登板がなく、ウエスタン・リーグでは13試合で1勝、防御率6・92。

9月に右肘クリーニング手術、右肘尺骨神経剥離術を受け、10月には来季の支配下契約を結ばないことを通告されていた。背番号は46から123に変更となる。

 本田仁は大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、600万円減の2000万円でサイン。「今年は一回も1軍で投げられなかったし、その前にファームでも全然投げることができなかった。なによりけがをした一年」と唇をかんだ。リハビリの現状については「経過としては結構、状態がいい」と、すでにキャッチボールの距離は35メートルほどに伸びていることを明かした。

 通算96試合で6勝6敗2セーブ30ホールド、防御率4・66。救援右腕として、22年には自己最多の42試合で14ホールドを記録し、リーグ連覇に貢献した。来季は勝負の一年。「リリーフ陣も僕より(年齢が)下の選手も活躍しているし、同世代も活躍している。そこにはやっぱり負けずにしていきたい」と意気込んだ。

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