登山家・野口健さんの長女・絵子(えこ)さんが8日、都内で行われた「ミス日本コンテスト2026」ファイナリスト会見に出席した。

 鍛え上げられた両肩が見えるワンピース姿で登場し、「エントリーナンバー8。

野口絵子です」と澄んだ声であいさつした。父親の影響を受けて、9歳で雪山デビュー。現在は慶大3年生で、キリマンジャロのウルフピークに登頂した。子どもの教育について関心があるといい「自然を恐れるのでもなく、支配するのでもなく、対話する力をこの社会に届けていきたい」と語った。

 来年1月に行われる最終審査に挑む。健さんからは励ましや助言などはなかったといい、「父は考えるよりも先に行動するタイプ。思いっきりやり遂げなさいというのが教えです。とやかく言ってこないで、あとから『よくやったな』って言ってくれるかも。いつも泳がされている気持ちです」と笑い飛ばした。

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