劇団四季オリジナルミュージカル「ゴースト&レディ」大阪公演が7日、大阪四季劇場(大阪市北区梅田)で開幕した。

 原作は、「うしおととら」や「からくりサーカス」をはじめ、多くのヒット作品で知られる藤田和日郎氏の中編コミックス「黒博物館 ゴーストアンドレディ」(2014年~15年/講談社「モーニング」)。

19世紀の欧州で近代看護の礎を築いた「ランプを持った淑女」フロー(フローレンス・ナイチンゲール)と、芝居好きなゴースト・グレイが紡ぐ不思議な絆を、史実を織り交ぜながら描く。

 2024年5月東京・JR東日本四季劇場【秋】で初演。これまでの動員数は30万6000人にのぼる。フロー(フローレンス・ナイチンゲール)を演じた町島智子は「看護に一生を捧げ、偉大な功績を遺したフローレンス・ナイチンゲールですが、この作品では、悩み迷いながらも自分の使命に果敢に挑む、一人の女性として描かれています。信念を貫く彼女の姿に、私自身も日々力をもらっているように、お客様にも“明日を生きる力”を感じていただけるよう、一回一回の公演を誠心誠意務めてまいります」ととコメントした。

 大阪公演は、来年5月17日までの期間限定公演となる。

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