◆第61回中日新聞杯・G3(12月13日、中京競馬場・芝2000メートル)

 初ダートだった前走のレパードSは7着に敗れたヴィンセンシオ(牡3歳、美浦・森一誠厩舎、父リアルスティール)が、走り慣れた条件で巻き返しを期す。当初は引き続きダートの師走Sへの出走を目指していたが、除外が濃厚なため、現状では芝の中日新聞杯へ回る可能性が高い。

森一調教師は「芝の中距離は何度も走っていて適性としてはいいと思います。能力はこの世代では上位にいる馬だと思いますので、古馬が相手でも十分にやれると思います」と期待を込める。

 全休日明けの12月9日は、美浦・坂路を67秒0―16秒1で駆け上がって調整した。指揮官は「まだ重いなというのが1週前の段階では正直なところでしたが、先週末の土、日曜としっかり動かして、状態は一段階上がってきていると思います」と手応えを口にした。

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