ドジャースがメッツからFAとなっていた通算253セーブのE・ディアス投手(31)と3年総額6900万ドル(約108億円)で合意したと9日(日本時間10日)、複数の米メディアが報じた。

 今季は球団史上初となるワールドシリーズ連覇を達成したド軍だが、守護神として期待されたスコットが10度のセーブ機会失敗があるなど不振。

ポストシーズンになると佐々木朗希投手(24)が9回を任されることが多かったが、来季は先発に戻ることが決まっており、リリーフ投手が補強ポイントとなっていた。

 ディアスは今季62試合で6勝3敗28セーブ、防御率1・63。米フロリダ州オーランドで開幕したウィンターミーティング初日だった前日8日(同9日)にはロバーツ監督が「アンドリュー(フリードマン編成本部長)とも話したが、現状のロースターに非常に自信を持っている。もちろんアップグレードの機会があれば見ているが、何か大きな一手を打たなければならないとは感じていない」などと話し、スコット復活にも自信を見せていたが、スター軍団に“最強守護神”が加わることになった。

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