ドジャース大谷翔平投手(31)が9日、米AP通信が選ぶ「今年の男性アスリート」に3年連続で選出された。

 21年にも受賞しており、3年連続4度目の受賞。

1931年から表彰が始まって歴史ある表彰のひとつだが、4度の受賞は自転車競技のランス・アームストロング(2002~5年)、ゴルフのタイガー・ウッズ(1997、99、2000、06年)、NBAのレブロン・ジェームズ(2013、16、18、20年)に並んで史上最多となった。

 MLBの選手で複数回受賞したのは、大谷以外では1963、65年に2度受賞したサンディ・コーファックス投手(ドジャース)のみ。近年では17年にアルテューベ(アストロズ)、22年にジャッジ(ヤンキース)が受賞している。AP通信では大谷が「何度も受賞することが出来て本当に特別だ」とコメントしたと伝えた。

 ドジャース加入2年目でメジャー8年目だった今季の大谷は自己最多55本塁打。146得点の球団新記録を樹立し、長打率(・622)、OPS(1・014)、塁打数(380)などがリーグトップで3年連続のMVP、リーグ最高の打者に与えられるハンク・アーロン賞などを受賞。投手にも2年ぶりに復帰して勝利を挙げ、2年連続でチームをワールドシリーズ制覇に導いた。

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