タレントや著名なアナウンサーも所属する事務所「FIRST AGENT」が9日、「次なる即戦力」を発掘すべく、全国のフリーアナウンサーを対象にオーディションを開催することを発表した。

 タイトルは「2026年FIRST AGENT アナウンサーオーディション」。

1次オーディションは応募フォームに沿って履歴書(意気込み・学歴・職歴・資格の記入があるもの)や写真(バストアップ・全身)、簡単な自己紹介URL(任意)、ご自身のSNS(任意)を入力しメールによる審査、2次はマネジャーによる対面、またはオンラインによる面接審査を実施する。

 最終オーディションは、総責任者を務める元TBSアナウンサーの吉川美代子や大手配信系プラットフォームで活躍するプロデューサーによる面接審査を行う。締め切りは、来年2026年1月30日の午後11時59分まで。

 オーディションの顔となる“校長”の吉川美代子(71)は早稲田大学を卒業後、TBSに入社。「JNNニュースコープ」や「JNNニュースの森」「みのもんたの朝ズバッ!」を始め数々の報道番組でキャスターやコメンテーターとして活躍した。同局の解説委員やアナウンススクール校長を歴任し、2014年に定年退職。17年4月からは京都産業大学現代社会学部の客員教授として教鞭を取るかたわら、「全力!脱力タイムズ」や「ネプリーグ」(ともにフジテレビ)といったバラエティ番組にも出演している。

 吉川は「フリーであろうが、放送局の社員であろうが、アナウンサーを名乗るにはそれなりのアナウンス技術と社会情勢の勉強、一般常識や教養などが必要です。容姿や個性だけで仕事ができるとは考えないように。オーディションに受かっても安心せずに、地道な努力を続けてください」と心構えとエールを送る。

 同事務所にはそのほか、キー局のアナウンサー出身者としては内藤裕子(元NHK)、寺田理恵子(元フジテレビ)、吉崎典子(同)、南美希子(元テレビ朝日)らがいる。

 なお、オーディションの合格者には無料のアナウンスレッスンやボイストレーニングなどを提供。

アナウンサーになるための万全のサポートを行う。

 オーディションURLは、https://www.firstagent.jp/audition‐2026‐overview/

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