中日の新入団選手会見が10日、名古屋市内のホテルで開かれ、青学大のドラフト1位・中西聖輝投手ら、9選手が登壇した。

 この会見で背番号がお披露目となり、即戦力候補のドラ1右腕は大学時代と同じ背番号「11」に決まった。

 中西は、最速152キロの直球にフォークやカーブ、チェンジアップなど豊富な球種を操る。11月19日に行われた明治神宮大会決勝の立命大戦では中2日の登板で、17奪三振、2安打完封勝利。チームの史上6度目の連覇に貢献した。4年の東都大学リーグ戦では春、秋リーグで計104イニング2/3を投げて、防御率1・03。春、秋と連続でMVPに輝いた。

 来季からは、エース高橋宏や金丸、大野、柳らとの先発ローテーション争いが待つ。真新しいユニホームに袖を通した右腕は「一生懸命、腕を振って頑張ります」と決意を新たにした。

 全選手の背番号は以下。

 ドラフト2位・桜井頼之介投手(東北福祉大)は「16」、同3位・篠崎国忠投手(四国IL徳島)は「52」、同4位・能戸輝夢外野手(明秀日立)は「67」、同5位・新保茉良内野手(東北福祉大)は「56」同6位・花田旭外野手(東洋大)は「57」。育成1位・牧野憲伸投手(オイシックス)「201」、育成2位・石川大峨内野手(掛川西)は「216」、育成3位・三上愛介外野手(四国IL愛媛)は「217」。

編集部おすすめ