J1清水エスパルスの山室晋也社長、秋葉忠宏監督と、主将のFW北川航也が10日、静岡市役所静岡庁舎を訪問。難波喬司市長に2025年シーズンの終了報告を行った。

 3季ぶりに復帰したJ1で14位。10位という当初の目標は下回ったものの「残留を心配することがなく、心穏やかに応援できました」と市長。秋葉監督も「開幕戦で(東京)ヴェルディに勝ったのが大きかったです。エースの北川が点を取り(DFの)高橋祐治が最後を締めた」と笑顔で振り返った。

 また、新スタジアム構想も話題に上がった。監督は「新しいスタジアムができれば大きなエネルギーを生む。広島や長崎もスタジアムができて、街もクラブも変わったと聞いています」と今後の進展に期待した。

 「ワンファミリー」という言葉でチームとサポーターの一体感を盛り上げた秋葉監督は今季で退任する。市長から花束を受け取り、「市民の皆さんのフットボールに対する愛情や情熱をダイレクトに受け取った、幸せな3年間でした。忘れられない思い出の地になりました」と感無量の表情を浮かべた。

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