巨人は10日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、台湾でのアジア・ウィンターリーグ(WL)にNPB選抜として参加した吉村優聖歩投手、坂本達也捕手、宇都宮葵星内野手、相沢白虎内野手の育成4選手がサインした。

 育成3年目の変則左腕・吉村は今季、3軍戦を主戦場としたが、2軍戦で公式戦初登板も経験した。

左キラーとして期待がかかる。

 坂本達は24年育成1位で富士大から入団。夏場以降に2軍戦で出場機会をつかみ打率3割1分4厘、1打点の成績を残した。

 育成2年目の宇都宮は、2軍で84試合に出場して打率2割8分9厘、1本塁打、16打点。50メートル走5秒9の俊足を生かして、イースタン・リーグ2位の20盗塁をマークした。内外野の複数ポジションを守れる増田大輝内野手の後釜として期待される。

 育成3年目の相沢は今季、3軍戦で経験を積んだ。23年オフに起用の幅を広げるため外野に挑戦。2年間外野を守ってきたが、来季から2年ぶりに内野へ再挑戦する。

 以下、10日の契約更改

吉村  投 380 △10

坂本達 捕 420 △20

宇都宮 内 440 △40

相沢  内 380 □

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