今季まで巨人でプレーした戸田懐生投手が、来季から韓国・NCダイノスでプレーすることが10日、分かった。この日までに入団テストに合格し、メディカルチェックなどもクリア。

スポーツ報知の取材に応じた右腕は、「新しい環境でプレーできるうれしい気持ちと、違う国でプレーする不安も少しあります。ですが、30歳まであと数年という年齢を考えた時に、いろいろな挑戦をしてみたいという思いがありました」と心境を明かした。

 20年育成ドラフト7位で巨人に入団。育成契約からはい上がって支配下昇格をつかみ、1軍では通算19試合に登板して22年にはプロ初勝利を挙げた。今季は1軍で2登板にとどまったが、2軍では35登板で防御率2・42と、異国でも結果を残す自信がある。新天地での飛躍を目指し、「大観衆の前で、持ち味の気持ちを前面に出した投球を見せたい」と決意を込めた。

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