J1京都は10日、近年の地球温暖化による気温の上昇や自然災害など環境問題解決の一助とするため、気候変動対策への具体的なアクションの一つとして「京都サンガF.C.環境教育」の取り組みを始めたと発表した。

 Jリーグにおいても異常気象による試合の中止や試合観戦者の熱中症など、サッカーを取り巻く環境にも様々な影響が懸念されている。

子供たちが授業を通して気候変動の現状や原因を学び、身近な行動変容を促すことが目的。授業は小学校4~6年生を対象に、京都の現役選手が「Jリーグ気候アクションアンバサダー」として先生役を担って実施する。

 活動を通じ、子供たちに直接働きかけることにより、気候変動に対して「意識」が変わり、気候変動対策を意識した「行動」が当たり前になる社会を目指す。

 9日には第1回環境教員を亀岡市立亀岡小学校の4年生約60人を対象に、DF永田倖大が先生役を務めた。年内に2会場での実施を予定している。

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