京都ハンナリーズ　本拠地で連敗…京都出身の川嶋勇人「ひとつでも、カッコ悪くてもいいから勝つ」
第２Ｑ、敵陣へ切れ込む京都・小川麻斗（カメラ・田村　龍一） 画像（1枚）

◆Ｂ１リーグ 第１３節 　京都５７－８１島根（１０日・京都市体育館）

　京都は島根に５７―８１と圧倒され、ホーム２連敗となった。昨季まで京都の主軸だった岡田侑大（２７）を擁する相手に、第１クオーター（Ｑ）開始から連続１０失点で出はなをくじかれた。

主将の前田悟（２８）がスリーポイントシュートを決めるなど反撃に転じたが、失点も重ねた。岡田は第２Ｑに反則で退場も、京都は後半の第３Ｑも立ち上がりに連続８失点。本拠で一度もリードできず大敗し、前田は「恥ずかしい試合をして申し訳ありません」とブースターにわびた。

　クラブはこの日、京都市南区の高校跡地に国内最高峰レベルの専用練習場を建設すると発表（来年１０月完成予定）。景気のいいニュースが出た日に、勝利は得られなかった。次節から仙台戦（１３、１４日）、千葉Ｊ戦（２０、２１日）とアウェーが続くが、京都出身の川嶋勇人（３５）は「まずディフェンスから。ひとつでも、カッコ悪くてもいいから勝つ」と巻き返しを誓った。（田村　龍一）

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