AKB48の伊藤百花が11日、都内で初写真集「百花ずかん。」(光文社)発売記念会見を行った。

 24年3月に19期研究生として加入した。

今月4日に正規メンバーに昇格し、67枚目シングル(タイトル未定、来年2月25日発売)のセンターに抜てきされた次世代エースだ。テレビカメラ5台、スチールカメラ14台を含む多くの報道陣が集結する中、ゴールドの刺しゅうがきれいなロングドレス姿で登場した。この日が初写真集の発売日。「自分のフォトブックを出すのが一つの目標だったので、うれしい気持ちと、こんなに早く出せるんだというありがたい気持ちで驚きました」と満面の笑みを浮かべた。

 写真集のタイトルは秋元康氏が考案した。グラビアと読み物の2部構成。1日に8回着替えて撮影したグラビアについて「スタッフの皆さんが一丸となって作り上げてくださったのが、うれしくて。この1日は、とっても青春でした」と感謝を口にした。写真撮影にむけて食事制限などをするタレントも多いが、「食べることが大好きなので、直前まで我慢できませんでした」と照れ笑いした。

 12月に行われたAKB20周年を記念した日本武道館公演で、小学生の頃からファンだったという2期生で女優・大島優子が舞台上で「伊藤百花、22歳です」と自身の名前を挙げた場面も。「神対応すぎて仰天し、開いた口がふさがらなかったです。尊敬の気持ちが増して、大好きになりました」と大興奮で振り返った。

 歴代メンバーと共演した武道館公演は「いままでにない素敵な体験」と振り返る一方で、悔しさを感じることもあったという。「OGの先輩メインで来てくださった方も多くて、悔しい気持ちになりました。ただ、今の自分にとって財産だと思うので、無駄にならないよう生かしていきたいと思います」。出場が決まった年末のNHK紅白歌合戦に対しても「いただいた機会を私たちでものにしたいです」。期待がかかる次世代エースらしく気合十分な姿を見せた。

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