10日(日本時間11日)に、FA野手の目玉ピート・アロンソ内野手と5年総額1億5500万ドル(約242億円)で合意に達したと報じられたオリオールズが同日、FA先発投手の目玉フランバー・バルデス投手にも触手を伸ばしていると、MLBネットワークが伝えた。

 「オリオールズの動きはまだ終わっていない。

オリオールズが、F・バルデスと交渉している」と番組内で報じた。オ軍は、打線の中核と、先発投手が補強ポイント。打者では、アロンソに対して一塁手史上最高額となるオファーを出して、資金力豊かなメッツとの再契約を阻止した。だが、勢いはそれだけでは、止まらない。ファンの興奮も冷めやらぬ間に、更にエース候補の獲得に動き出した。

 2016年には、クリス・デービス内野手と、球団史上最高額となる7年総額1億6100万ドルで契約したが、その後、低迷期を迎え、縮小財政となっていたオ軍。昨年3月、億万長者の投資家、ルーベンスタイン・新オーナーによる買収が承認され、経営陣が一新した。今オフは、実質、新体制で迎える初めての補強期間。アロンソ&バルデスという打と投の目玉の両取りとなれば、ドジャースやメッツ顔負けの補強となる。

編集部おすすめ