ヤクルト・内山壮真捕手が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2200万円から倍増の4400万円でサインした(金額は推定)。

 プロ5年目の今季は主に外野手として、キャリアハイとなる116試合に出場。

規定打席に到達して打率2割6分2厘、48打点、8本塁打の結果を残すなど飛躍の1年を過ごした。「初めて規定打席にも立ちましたし、いろんな経験ができたいいシーズンだったなと思います」。今オフには背番号が33から3に変更となり「1ケタをつけさせていただけるのは光栄ですし、チームの顔になる番号。しっかり3番に見合った結果を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。

 10月末には、池山新監督が内山の内野コンバートを明言。秋季キャンプでは本格的に遊撃のシートノックを行うなど、新たな守備位置にも挑戦している。「手応えはまだそんなにないですけど、やっていかないといけないので。内野でレギュラーを取ってやるっていう思いはあります」。遊撃に限らず、内野のすべてのポジションの練習を続けているという。

 来季は「OPS(長打率+出塁率)・800」を目指す。OPSとは打者を評価する指標の1つで、今季は・711だった。「・800を残せれば、自然と本塁打も増えてくると思うので、そこの数字を頑張っていきたいと思います」。

打って守って、ヤクルトの顔になる。

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