11日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、東京・渋谷区が繁華街でのポイ捨てを減らすため、10日に「きれいなまち渋谷みんなでつくる条例」を可決。コンビニエンスストアやテイクアウトを伴う店や自動販売機の設置者などに、ごみ箱の設置を義務付け、設置しなかった場合は5万円以下の罰則を科し、ポイ捨てした人に対しても2000円を科すことを決めたことを報じた。

 来年4月に施行、過料も6月からスタートする今回の条例について、コメンテーターとして出演した元テレビ朝日アナウンサー、法務部長で弁護士の西脇亨輔氏は「もっと高く取っていい気がしますけどね。2000円じゃなくて」と、まずコメント。

 「海外とか、シンガポールだと2000ドル、24万円とか(過料)ですよ。だから絶対、捨てちゃいけないっていうふうになってたり」と海外の例を紹介すると「2000円だと捨てちゃおうかなって人も出るかも知れないので、もっと厳しくやってもいいと」と続けた。

 その上で「私は地元でごみ拾いのボランティアをやることがあるんですけど、月に1回ぐらい。もう道中、1時間歩いたぐらいで両方の(手の)ごみ袋がいっぱいになっちゃう。特に嫌なのが空き缶の中に、まだ飲みかけのジュースが残っていて、そこに吸い殻を入れている人! それを拾う人は全部バラバラにして中の物を捨てて、吸い殻を出して分別して捨てなきゃいけない。(捨てた)その先のことを考えてくれって、よく思う」と自身の体験を明かすと「だから、厳しくしてほしいと思う反面、ごみ箱をどこに設置するかっていうのは難しいと思います」と続けていた。

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