ヤクルト・赤羽由紘内野手が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の2200万円でサイン(金額は推定)した。「びっくりですし、素直にうれしかったです」と笑顔で語った。

 プロ5年目の今季はキャリアハイとなる103試合に出場して打率2割9厘、19打点2本塁打。開幕戦では「6番・二塁」で自身初となる開幕スタメンをつかむと、ユーティリティーとして投手、捕手以外の7ポジションを守った。8月以降は月間打率が1割台に落ち込むなど苦しい時期もあったが「後半になるにつれて成績が落ちてしまった。成績が悪かったときの課題に、後半は特に向き合えたので、そこはプラスになっている」と振り返った。

 今オフは下半身を強化し、来季は規定打席に到達して内野でのレギュラー定着を狙う。「やっぱりレギュラーとして1年間通して出たい。まずはポジションを確保できるだけの実力だったり、技術を身につけていきたい」。ポジションは「内野を狙っています」と戦略も明かした。し烈な内野サバイバルを勝ち抜き、レギュラーをつかみ取る。

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