巨人が本格調査中で前レッドソックス傘下3Aウースターのブライアン・マタ投手(26)が11日(現地時間10日)、ベネズエラのウィンターリーグ(WL)で先発し、4回1/3を1失点、6奪三振と好投した。

 「マガジャネス」の一員として参戦している右腕は「カラカス」相手に初回を無失点スタート。

2回は無死一、三塁から併殺崩れの間に先制を許したが、最少失点で切り抜けた。3回以降は得点を与えず、チームは逆転勝利を収めた。

 マタは最速160キロの剛速球が魅力で、今季はレッドソックスのマイナー3Aで全てリリーフで42試合に登板。3勝3敗、防御率5・08だったが、速球と鋭く曲がるカーブ、スライダーを武器に67回1/3で投球回数を大きく上回る93奪三振をマークしていた。

 ベネズエラのWLではここまで9試合に登板し、そのうち7試合で先発。メジャーの金の卵が集うリーグで4勝2敗、防御率1・57と好成績を残している。

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