巨人にFAで加入した松本剛外野手(32)が11日、ジャイアンツ球場で3度目の自主練習を行った。ティー打撃ではスマートフォンを使用して、スイング軌道を確認。

「今は手の感覚をなるべくなくす感じ。打球はあまり気にしていない」と微調整を繰り返した。

 22年には打率3割4分7厘でパ・リーグ首位打者に。卓越したバットコントロールで、詰まりながらもヒットゾーンへ打球を飛ばすこともできる。現在の感覚は「まだあまりいい感じではない」としながらも「例年とは違うことをやっている。まだ試しながら」とさらなる進化を目指しバットを振る。

 この日はG球場に約10人の報道陣が集まった。「オフシーズンなのにメディアの数がすごく多い。新鮮な感じで見ていたので、ちょっとずつ慣れていかないと」。今までとは異なる環境に驚きの表情を見せた。外野手の中心として期待されるヒットメーカーは、少しずつ環境に適応していく。

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