9日の現役ドラフトでDeNAから中日への入団が決まった知野直人内野手が12日、ナゴヤ球場に隣接する室内練習場で入団会見に臨んだ。背番号は「65」に決まった。

 「予想はしていたので、驚きはなかった。プロに入って7年たつ。チャンスだと思って、死にものぐるいでやりたい」。

 知野は、新潟アルビレックスBCから、2018年のドラフト6位でDeNAに入団。23年には自己最多となる39試合に出場し、同年9月3日の巨人戦(横浜)では、井上から代打逆転満塁弾を放った。だが、7年目の今季は自己最少となる8試合の出場で、打率1割7分6厘、1本塁打、2打点にとどまっていた。

 チームには22年の現役ドラフトで、DeNAから加入した細川がいる。DeNAで共に汗を流した仲間は、今季3年連続20本塁打をマーク。竜の主砲へと急成長を遂げた。新天地で迎える8年目へ、「僕も細川みたいになれたら。追いつけるように頑張りたい」と力を込めた。

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