オリックス・太田椋内野手が12日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、3800万円増の年俸7000万円でサインした(金額は推定)。「去年に比べてもう一段階、レベルアップできたと思うので、来年は今年以上の成績を残せるように頑張ります」と充実感をにじませた。

 天理から2018年のドラフト1位で入団し、プロ7年目の今季は正二塁手として自身初の規定打席に到達。113試合でリーグ4位の打率2割8分3厘、ともに自己最多の10本塁打、52打点をマークした。8月26日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では、延長12回にプロ初のサヨナラ打。「最後の打席で2ケタ本塁打が打てたのはよかった。いろんなバッティングの引き出しも増えてきて、その場で自分に合った調整方法や修正方法が(できた)。引き出しの多さが役に立ってくれた」と胸を張った。

 「来年はOPSを見て頑張りたい。8(割)は絶対にいきたい」。シーズン終了後には自身も希望し、31から1へ背番号の変更も決定。「背番号も変わって、もっとチームの顔となれるような成績を残せるように。やっぱり優勝するしかない」と意気込んだ。

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