現役ドラフトで巨人から日本ハムに加入した菊地大稀投手が12日、エスコンで入団会見に出席。背番号は「55」に決まった。

ファイターズカラーの青いネクタイを締め木田GM代行と登壇し、「この2年、なかなか結果が出ずに自分自身くすぶっていた気持ちもあるので、決まった電話をいただいた際に、すごい大きなチャンスだと思って、自分自身もう一回、1軍の舞台で活躍したいという気持ちが今一番強いです」と、意気込んだ。

 今季、7月に支配下に復帰すると、7登板で1勝1敗、防御率1・80をマーク。直球とフォーク、スライダーを武器に、10イニングで16奪三振、奪三振率14・40を誇るドクターKで存在感を示した。イースタンでは23登板で4勝2敗、防御率1・98をマークしていた。「強い真っすぐと変化球が自分の持ち味で、空振り三振を取れることがアピールポイント」と、自己紹介。

 木田GM代行からも「プロ野球入ってきてからちゃんと三振取ってきてるピッチャーだと思いますし、(球団としても)高校時代、当時GM補佐だった時に見たり、情報とか持ちながらずっと注目していて、特にプロ入ってからはもう球団としてずっと注目してたピッチャーなんで、やっとファイターズに来てくれたっていう感じ」と、太鼓判を押した。

 日本ハムでは、清宮幸や北山と同学年。ファン感謝イベントでは、清宮幸らが女装してダンスや歌を披露する「清宮フレンズ」というグループが存在する。「最近YouTubeで見てたんですけど、楽しみ。あんまりそういうことをやったことがないので、逆にこう、新天地でそういうことにどんどんこうやっていけたらという思いで、本当に会うのが楽しみです」と、新たなチームメートと対面を心待ちにした。

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