落語家の立川志らくが12日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)にゲストコメンテーターとして生出演。師匠だった立川談志さんの指導について、ぶっちゃける一幕があった。

 この日の番組でイタリアで「脱獄の魔術師」と言われた男が4度目の脱走に成功したという記事が紹介され、MCの垣花正に「脱獄つながりで聞きたいのは談志師匠のお弟子さんになった後、さすがに逃げ出したいと思ったことは?」と聞かれた志らく。

 「談志のところから逃げ出したいというより実際に逃げたことがあって…」と話し出すと「談志が戸塚宏さんととても仲が良くて。春風亭栄橋師匠って方がパーキンソン病になって、ドーパミンが出れば治るかなということで戸塚ヨットスクールに入れたんですね。そこで恐怖を与えてドーパミンが出れば治るに違いないって」と、1980年代に指導の在り方が社会問題となった戸塚ヨットスクールとの関わりについて口にした。

 「カバン持ちで談志の弟子が順番に行くことになって。私も行ったんだけど、一緒に訓練させられたんですよ、ヨットの上で。私は全部、拒否したの。『私は付き人ですから嫌です!』って。でも、コーチとかがすごく言ってくるから、腹が立って栄橋師匠を置いて、私は脱走しました」と明かした。

 ここで垣花が戸塚ヨットスクールに行かせた談志さんについて「談志師匠は、めちゃくちゃですね。今の時代なら大変なことですね」と言うと「パワハラですよ、談志のやってることは」と志らくはバッサリ。垣花が「志らくさんのところからお弟子さんが逃げていったということは?」と聞くと「私は談志みたいなパワハラはしないので。

ちゃんと分かるように話はするけど。それでも今、弟子は18人いますけど、辞めた弟子だけで20人くらいいますから。やっぱり嫌なんでしょうね。談志はガーッと言うけど、私はネチネチ言うから」と正直に話していた。

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