テレビ朝日系「ロンドンハーツ」(火曜・後11時15分)のドッキリ企画から誕生した歌手・50TA(フィフティーエー)こと狩野英孝(43)が、King&Princeに楽曲提供したことが12日、分かった。13日放送の「ロンドンハーツSP~50TAにKing&Princeから楽曲提供依頼~」(後10時10分)で詳細が明らかになる。

 2009年の番組企画で誕生し、単独ライブなどを行ってきた狩野ふんする「50TA」と、トップアイドルの異例のコラボ企画が実現した。始まりは約4か月前、キンプリの永瀬廉(26)と高橋海人(26)が同番組MCの田村淳(52)に、50TAによる楽曲提供を直接オファーしたことがきっかけになった。

 田村は、狩野に「バーチャルアイドルへの楽曲提供」と偽企画を伝え、狩野は疑心暗鬼になりながらも楽曲を制作。13日の放送では、楽曲がキンプリの最新アルバム「STARRING」(24日発売)に収録されるという“大まじめ”な企画であったことが判明し、キンプリが楽曲をパフォーマンスする。盛大なドッキリに見舞われる狩野のリアクションにも注目だ。

 永瀬は、かねて50TAのファンだったことを明かし「ダメ元でお願いしたら、まさかのOKをいただいて今でも信じられません!」と歓喜した。楽曲は、即興で作詞作曲することに定評のある、50TAらしさ全開のエネルギッシュなコールアンドレスポンス曲。永瀬は「完璧な楽曲だったので本当にうれしい」。高橋も「50TAさんの音楽や歌詞、みんなを元気に幸せに、笑顔まみれにするそのパワー。僕では考えつかない角度からの幸せがたくさんあふれています」と感激した。

 ◆50TA 2009年に番組企画で誕生し、アーティスト名は同年が「テレビ朝日50周年」であったことに由来。10年のデビューアルバム収録曲で、「男子!」「女子!」のコール&レスポンスが特徴の「PERFECT LOVE」は、携帯の着うたダウンロード1位を記録。

今年3月に活動15周年を記念し、横浜アリーナで1万人動員ライブを成功させた。

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