ソフトバンクが新外国人として、阪神を自由契約となったジョン・デュプランティエ投手(31)を獲得することが12日、決定的となった。獲得を目指していた前DeNAのケイがメジャーへ復帰し、並行して本格調査を進めてきた右腕。

先発陣がさらに厚みを増すことになりそうだ。

 デュプランティエは来日1年目から15試合で6勝3敗、防御率1・39の好成績を記録。90回2/3で113三振を奪い、能力の高さを発揮していた。残留交渉していた阪神に加え、NPB他球団も獲得調査を進めてきたが、ソフトバンクの熱意が上回ったもよう。交渉は大詰め段階とみられる。

 来季はエース左腕のモイネロが日本人扱い。自由契約となった有原とは残留交渉を続け、味全(台湾)の最速158キロ右腕・徐若熈(シュー・ルオシー)投手(25)の獲得も秒読みだ。目標は1989年の福岡移転後では初となるリーグ3連覇。パ王者は補強の手を緩めない。

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