お笑いコンビ爆笑問題」「ウエストランド」らが12日、東京。時事通信ホールで行われた「タイタンライブ」に出演した。

 2組の所属事務所「タイタン」が30年前にスタートさせ、2か月に1度行っている定期ライブ。来年2月6、7日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで30周年記念公演を開催する。爆笑問題の2人は60歳でもあることから、太田光は「人生の半分やってる」と感慨に浸り、田中裕二は記念公演に向けて「30周年はなかなかないと思うので気合入ってます」と奮い立った。

 ライブの歴史も振り返り、太田は「最初は我々と所属していた(ほかの)2組くらいで始めた。30年たつと、M-1チャンピオン(ウエストランド)もいたりね。(得たものがあるか?)我々が得たと言っていいのか分からないけど、(芸人の)幅が広がったというのが大きいんじゃないですかね」としみじみ。田中は「基本的にネタはあんまりやりたくないんです」と漏らしつつ「ダメな人間なので本当にこれで強制的にネタを作って、まっとうな人間にしてくれるライブです」と感謝した。

 2か月に1回、新ネタを作るのが苦ではないのか問われると、太田は「タイタンを作る前は本当に仕事がなくて1か月に1回漫才の仕事あるかどうかだった」と回想。「こんなにやるつもりはなかったけど苦しいとかはない。麻痺(まひ)してるのかもね。ルーチンになってます」と明かした。

 その一方で還暦を迎えた今年を振り返り「年齢は感じましたね」と告白。

「単独ライブでへろへろになって、漫才のやり方変えた方が良いのかなと思ったり…。結局、不器用だから変えられないけどね」と本音を口にしていた。

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