女優の大原優乃と元AKB48の村山彩希(ゆいり)が来年2月14日から東京・紀伊國屋ホールで上演される舞台「『熱海殺人事件』ラストメッセージ」(演出・中江功氏)にダブルキャストとしてヒロインを務めることが12日、分かった。

 劇作家・つかこうへいさん(2010年死去、享年62)による不朽の名作で、熱海で起こった殺人事件を捜査する刑事を描いた物語。

2人は捨て身の潜入捜査を行う婦人警官・水野朋子を演じる。

 大原は初めての、つか作品への出演に「夢がかないました」と歓喜。本番に向けて「役を託していただいたからには、良い意味で裏切れるよう覚悟を持って挑みたいと思っています。冷静さを保ちながらも、時には理性を⾶ばす覚悟で、⽔野を⽣き抜きます」と決意を示した。

 今年8月に同じつか作品の「新・幕末純情伝」に出演した村山は「出演することが決まって驚きとうれしさと、わくわくが⽌まりません」とコメント。「⽔野役を⾃分らしく演じれたらなと思っています」と意気込んだ。

 主人公・⽊村伝兵衛部⻑刑事役は、20年から同役を演じる荒井敦史が今作でも担当。「新たな気持ちで熱海殺⼈事件と向き合っていきたいと思います。この座組で精いっぱい闘います。是⾮劇場へお越しください」と呼び掛けた。

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