女性アイドルグループ・AKB48の3代目総監督を務める向井地美音が12日、劇場公演を行い、来年の春ごろをメドにグループを卒業することを発表した。

 向井地はこの日、ブログを更新し、卒業を発表した心境を語った。

【以下、コメント】

 12歳で出会い、15歳で加入してから12年半。AKB48は私の青春のすべてでした。そんな大好きなこの場所を旅立つ日が来るなんて昔の自分には想像もつかなかったけれど、ついに自分の番が来たんだなと、それだけ大人になったんだなと、なんだかとても感慨深く不思議な気持ちです。

 シングルのセンターや3代目総監督、現在は上から2番目の先輩メンバーとして新時代の幕開けを経験し、きっとAKB48に入らなければこんなに心を震わせることはなかったと思うくらい、本当に素晴らしい景色を見させていただきました。

 そして先日の20周年武道館コンサートを終えて、”あの頃のAKB48”から”今のAKB48”へとバトンをつなぐことができたのだとしたら、私にできることはすべてやりきったと、長いアイドル人生の中で初めて思うことができました。

 卒業は来年の春頃を予定しています。

 ただただ「AKB48が大好き」という気持ちだけでこの場所に飛び込んだ私がこんなにも長い時間アイドルを続けることができたのは、大好きなメンバーや支えてくださるスタッフの方々、そして何より、大きな愛と共にずっと味方でいてくれたファンの皆さんのおかげです。

これまでお世話になった1人1人に恩返しをしながら後輩たちに少しでも何かを残せたらなと思っているので、きっと春はあっという間に訪れますが、卒業するその日まで私の最後の青春を一緒に過ごしてくださったら嬉(うれ)しいです!

 AKB48が大好き!!!!!

編集部おすすめ