歌手・和田アキ子が13日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜・午前11時)に生出演した。

 和田は、洞不全症候群、パーキンソン病と診断され療養中だった歌手の美川憲一が10日に都内で復帰会見を行ったことに触れた。

 美川は9月に不整脈の一種である「洞不全症候群」の診断を受け、ペースメーカーを埋め込む手術を受けた。入院中にパーキンソン病であることが判明。投薬とリハビリ治療などを経て、今月14日に愛知でのディナーショーから復帰する。

 公の場は7月24日の東京・J:COMホール八王子でのコンサート以来。会見に美川はしっかりとした足取りで登場。「洞不全症候群でペースメーカーを入れて約1か月半入院しておりました。病気知らずで60年間一回も休んだことがないぐらいでしたが、今回は心臓だけではなくてパーキンソンという難病にかかりました」と説明した。

 さらに美川は「パーキンソンは現代医学では治らない病気です。薬もいい薬がでてますけど、リハビリしながら日々努力をして、しぶとくコンサートをやっていきたい」と決意。「私と同じパーキンソン病という難病、またそれ以外のご病気と闘っている方たち、そして、サポートをされていらっしゃるご家族の方々へ、私の活動を通して少しでも勇気づけられたら」と会見を開いた意図を説明した。

 和田は「美川さん、びっくりしちゃって」と明かし美川へ「会見終わってちょっとたって電話で話したんですけど」と明かし「会見で話されたよりはお元気」と伝え「あの方が自分でおっしゃっている、しぶとく生きる、あのまんまじゃないですか。頑張って欲しいと思います」と願っていた。

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