俳優の新原泰佑が13日、都内で初の写真集「Flicker」(ギローチェ刊、税込3520円)の発売記念お渡し会を開催した。

 10月に発売された写真集のオファーを受けた時の心境を聞かれると、「役者として人生を歩む中で、写真集を出させていただけることが、こんなにも早く来たことがうれしい。

人生初の写真集は一度しかないので、すてきなものを作りたいという気持ちでした」と振り返った。タイトルの「Flicker」は、新原自身が考案。炎やロウソクが明滅している様子を自身に重ね、「撮影している時に生きている感覚が強くて、限りある命を燃やしている感覚をタイトルに込めたらどうかなと思ってタイトルにしました」と決定までの経緯を明かした。出来栄えについては「100点以上です! 100点には収まりません! 人生初ですし、満点以上の何かが込められていると思うので、皆さんがそれ以上の何かを見つけてくだされば、うれしいなと思います」と笑顔を見せた。

 今年は複数の映像作品に出演し、優れた演劇人を表彰する「杉村春子賞」も受賞。躍進の1年を「光」と表現し、「自分の中で、先を見据える事ができ始めた。ここから、どうお芝居をして自分の人生を歩んでいこうかと考えた時に、光に向かって羽ばたいていきたいという気持ち」と更なる高みに向かっていくことを約束した。

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