12月13日の中山6R・2歳新馬(ダート1800メートル、15頭立て)は、単勝205・7倍で最低人気のタイセイエムロード(牡2歳、美浦・新開幸一厩舎、父ゴールドドリーム)が、好位から楽々と抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分56秒3(良)。

 スタートを決め序盤から積極的に運び、道中は終始砂をかぶらない先団外めを追走。手応え良く勝負どころから進出を開始すると、最後の直線ではしぶとく末脚を伸ばし後続に2馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。3連単135万2730円の波乱を演出した石田拓郎騎手は「スタートが速くてそれほどペースが流れず展開が向きました。向こう正面でも後ろも動かなかったですし、落ち着いたままでした。体が増えてくれば、もっと良くなると思います」と喜んだ。

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