「維新は連立離脱しない…政権運営は落ち着いていく」…議員定数削減法案「臨時国会」会期中「成立困難」…「ワイド！スクランブル　サタデー」田崎史郎氏が解説
田崎史郎氏 画像（1枚）

　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が１３日、テレビ朝日系「ワイド！スクランブル　サタデー」（土曜・午前１１時半）に生出演した。

　番組では、１７日に会期末を迎える臨時国会で５日に与党が共同提出した「議員定数削減法案」の会期中での成立が困難な状況になっていることを特集した。

　スタジオで田崎氏は会期中での「議員定数削減法案」について「現在の状況は成立しない」と明言し「自民党、日本維新の会、両方、取材していますと、もう終戦処理に入っていて、１６日にも党首会談を開いて、そこで今回、不成立に終わる定数削減法案についてどうするか？　これからの政権運営どうするか？っていうことを相談することになっているんです。不成立だけど来年にかけてどうやって定数削減の芽を残していくか？ここでいったんはつぶれるけど、定数削減の可能性自体がなくなったわけじゃない。依然として追求していく姿勢を示すということです」と解説した。

　さらに、これにより「実際には連立を崩壊の引き金になりかねなかったトゲがひとつ抜けて、これから自民党と維新との関係は強固になって、連立政権は安定していっていろいろご指摘の政策をやっていくだろうと思います」とし「連立政権の崩壊する可能性があったのは定数削減の問題なんです。お互いに譲り合って、結果は成立しないってことになったんですけど、これによって維新は連立離脱しないってことがはっきりしたんで政権運営については落ち着いていくと思います」と解説した。

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