「生涯収支マイナス5億円君(マイ億君)」として競馬予想を披露しているお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が13日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月14日、阪神・芝1600メートル)の予想を公開した。

 粗品は「今年は有力馬の故障が相次ぎ、28年ぶりに重賞馬が出走しない年になってしまった」ものの、「来年のクラシックで活躍しそうなスケールの大きい素質馬が揃っている」と今年のメンバーについて説明。続けて「2歳戦は臨戦過程と完成度の高さを最も重視しているんですが、今回のメンバーでは一番能力を発揮できる状態にある」と力説した6番のアルバンヌを指名した。前日の最終オッズでは単勝4・8倍の2番人気に支持されている。

 本命馬の推奨理由としては「デビュー戦はのちの重賞馬フェスティバルヒルに阻まれてしまったんですが、2戦目は危なげなく快勝。3戦目のサフラン賞ではスローペースのなか、3、4コーナーでまくり、直線は鋭く伸びて突き抜けた」と過去3戦のレース内容を評価。さらに「ルメールジョッキーの思い通りに動いている印象で操作性の高さを感じました。最後も追えば追うほど伸びる手応えでそこは見せていない」うえに、「2歳戦に強いダイワメジャーの後継種牡馬アドマイヤマーズなので、血統面も問題ない」と見解を示した。

 対抗には「今回のメンバーで最もスケールの大きく見える馬」と評した4番のアランカールをプッシュ。前日の最終オッズでは単勝2・7倍の1番人気に推されている。「過去2戦はどちらも出遅れ最後大外から伸びて圧勝ということで。2戦ともとんでもない強い勝ち方で、特にギアが入ってからの伸びは凄まじかった」と振り返った。

 今回の買い目は、3連複の軸2頭ながし(4)(6)―(3)(5)(7)(8)(9)(14)(15)(17)の計8点にくわえ、3連単の(4)→(6)→(7)の1点と、3連単フォーメーション1着(4)(6)→2着(4)(6)→3着(3)(5)(7)(8)(9)(14)(15)(17)の計16点を挙げた。

 2日前ぐらいに胃腸炎のような症状で体調を崩したという粗品は「えげつないひどい1日があった」といつもより元気がない様子で、コメント欄では「体調万全じゃないのに動画」「何が来てもおかしくない2歳牝馬」「粗品のやる気ない時は当たる」「本命を変えて下さい」「対抗を外して買えば当たる」「今日の平場のマイ億君回収率0%」「アルバンヌ来てアランカール飛ぶ未来しかない」「これは大荒れの予感!」「かなりヤバいですね」「本命当たって馬券外し続いてますがマルチが良いんじゃない?」などの反応が寄せられている。

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