◇ラグビー リーグワン第1節 BR東京―東京SG(13日、秩父宮ラグビー場)

 リーグワン2025―26シーズンが開幕。昨季6位の東京SGは、同7位のBR東京に29―15で勝ち、シーズン初戦を飾った。

 前半の序盤は互いに得点機を欠き、先制点は22分のBR東京。SO中楠一期がPGを決めて3―0。今季トライ1号が生まれたのは、同24分。BR東京が敵陣でのラインアウトを起点に、左に展開してFBルーカスへ。約25メートル、左サイドをかけぬけた。東京SGも同32分、敵トライエリア前のクイックスタートから攻め、最後はNO8タタフがトライ。7―8として前半を折り返した。

 後半は9分、BR東京が敵陣でのスクラムから、SO中楠―CTBメイン平とつないでラインブレーク。一気に走りきってトライ。15―7と突き放す。追う東京SGは後半19分、敵陣での5次攻撃から右のWTB尾崎晟也へ。トライエリアに飛び込み12―15。

3分後には、東京SGが相手の左サイドを崩し、FWマクマーンのトライ、キックも決まり19―15と逆転に成功する。勢いに乗る東京SGは前半28分、キックで相手陣に入り左へ展開、左の大外で待つWTBコルビにつながり連続トライ。24―15と突き放す。

 BR東京は後半33分と35分に、FW大西将史とSHペレナラが、続けて危険なプレーによるイエローカードで10分間の一時退場。数的不利となる中、最後の守りでも粘るが、東京SGのCTB中村亮士が最後にダメ押しトライ。東京SGが29―15で勝ちきった。

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