12月13日の中京9R・つわぶき賞(2歳1勝クラス・芝1400メートル=11頭立て、牝馬限定)は、8番人気の伏兵プレセピオ(栗東・笹田和秀厩舎、父パドトロワ)が勝利した。勝ち時計は1分19秒9(良)。

 2番手につけ、逃げたプリンセスモコと後続を大きく離した。手応え良く4角を回り、直線でも2頭の追い比べ。しぶとく脚を使いながら、ゴール前でグッと前に出て首差をつけた。

 富田暁騎手は「1400メートルへの短縮は、前走乗ったジョッキーから『良さそう』と聞いていました。先行したなかで折り合いをつけて、しぶとく脚を使えたらと思っていましたが、その通り坂を上ってからももうひと踏ん張りして、前をとらえてくれました。いいタイミングで乗せてもらって感謝しています」とたたえた。

 笹田調教師は「折り合い面を考えたら1400メートルがいいと中1週で行ったけど、うまくいった」と評価。今後は一度休ませて、報知杯フィリーズレビュー・G2(3月7日、阪神・芝1400メートル)を目指す。

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