◆ショートトラック 全日本選手権 第1日(13日、東京辰巳アイスアリーナ)

 男子1500メートル決勝が行われ、岩佐暖(きらぼし銀行)が1位でゴールしたが、異例の再レースとなった。ラスト1周の第2コーナー付近で先頭の松林佑倭(アンリ・シャルパンティエ)を林康生(中京大)が内側から抜こうとし、互いに譲らず。

そのまま2人ともゴール直前に転倒し、会場は騒然となった。これにより林康にイエローカードが渡された。

 約20分後には林康を除いた6人で再レースが行われた。残り2周で康生の兄・林伊吹(トヨタ自動車)がほかの選手を腕でブロックし、2人が転倒に巻き込まれペナルティー。林伊と松林が同時にゴールしたが、林伊は失格となり、松林が2分44秒969で優勝を手にした。

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