東都大学野球で史上3校目のリーグ戦6連覇と、明治神宮野球大会の連覇を達成した青学大の優勝祝賀会が13日、都内のホテルで行われ、関係者、OBら約350人が偉業を喜び合った。

 来春は、前人未到のV7にチャレンジする。

新チームの大黒柱になるのが、2026年のドラフト1位候補に挙がる渡部海捕手(3年=智弁和歌山)と、最速154キロ右腕・鈴木泰成投手(3年=東海大菅生)だ。

 渡部は、新チームの主将に決定。「いいものは引き継ぐ一方で、変化を恐れずにやっていきたい。個人的に言えば、打撃の確実性と長打力を伸ばしたい」と決意を述べた。

 鈴木には、中日にドラフト1位で指名された絶対的エース・中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)の後継としての期待がかかる。「調子の波をなくしたい。先発で1年間投げ抜いて勝つピッチャーになることを考えれば、それが一番だと思う」とさらなる進化を誓った。

 青学大は、一昨年の常広(広島)、下村(阪神)、昨年の西川(ロッテ)、佐々木(広島)、そして今年の中西、小田(DeNA)と3年続けて2人の選手が1位指名を受けた。渡部と鈴木には「4年連続」という、もう一つの偉業の期待もかけられている。

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