【香港マイル・ライバル診断】枠順は歓迎できないヴォイッジバブル　前進期待できるギャラクシーパッチ
ヴォイッジバブル 画像（1枚）

◆香港マイル・Ｇ１（１２月１４日、香港シャティン競馬場・芝１６００メートル）

　ＪＲＡ海外馬券発売対象の「香港国際競走」（１４日、シャティン競馬場）のＧ１・４競走で、日本馬の対戦相手を、海外競馬に精通するフリーライターの土屋真光さんが「ライバル診断」で分析した。

　【香港７Ｒ・マイル】ヴォイッジバブルは前々走大敗も勝ち馬とは９キロのハンデ差。

前走はロマンチックウォリアーとの究極の上がり勝負で２着となったことで、健在を示しています。ただ、枠順は歓迎とは言えません。前哨戦をイン突きで勝ったギャラクシーパッチも前々走は勝ち馬とは３キロ差。昨年は１４番ゲートで７着。今年はＪマック騎手で５番枠なら前進期待です。古豪ビューティージョイは昨年の３着。しまい一手ですが、前走を見る限り、往時のキレを感じません。

　今年のチャンピオンズマイルを勝ったレッドライオンは力はあるものの、ひと雨欲しいクチ。同３着のサンライトパワーは前走で時計を更新。相手なりに走れるタイプで、混戦ほど力を発揮します。

　マイウィッシュは前哨戦で断然人気ながら４着。この秋重賞２勝、チャンピオンズマイルでも４着だったように力で見劣りはしません。

コパートナープランスはこの秋距離延長で好走していますが、スローに持ち込んでどこまで粘れるか。パッチオブテタは相手がかなり強化されました。

　ザライオンインウィンターはジャックルマロワ賞以外はマイルで安定。シャティンも合いそうなタイプです。ドックランズは昨年は１２着。混戦に強くなりましたが、周回コースでの器用さに欠けます。ボーバティエは距離延長が課題になります。

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