◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(13日、ドイツ・クリンゲンタール)

 女子個人第8戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、丸山希(北野建設)が、合計290・1点で2位に入った。12日につづく連勝とはならなかったが、今季7度目の表彰台に立った。

 1回目に134メートルの好飛躍をみせたが、ニカ・プレブツ(スロベニア)が135メートルを飛び2位。逆転を狙った2回目も135メートルと大ジャンプをそろえたが、ライバルはさらに138メートルと飛距離を伸ばして頂点には届かなかった。

 それでも、今季表彰台を外したのは8戦で1度だけ。安定感では他を圧倒しており、来年2月のミラノ・コルティナ五輪でのメダル獲得へ視界は良好だ。

 18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は11位、宮嶋林湖(松本大)は13位、伊藤有希(土屋ホーム)は15位、勢藤優花(オカモトグループ)は30位、佐藤柚月(東京美装)は38位だった。

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