女性芸人の日本一を決める日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W」が13日、生放送された。“一番面白い女性”を決める賞レースは2時間半の激闘の末、ニッチェが9代目女王の座と優勝賞金1000万円をニッチェが獲得した。

 今回はお笑いコンビ霜降り明星」の粗品が初めて審査員に名を連ね、番組中はストレートな表現で総評する姿が目立った。ニッチェの2人は優勝後の会見で、その粗品の審査とコメントにも言及した。

 別のお笑い賞レースでも審査員をした粗品の姿を事前に確認していたという近藤くみこは、「的を得ていないことを言っているわけじゃないし、例えば他の人たちが気をつかって言わないことを言葉にして言ってくれているだけなので」と率直な感想を述べた。それ故に「あんまり、そのビビってはいなかったです」と“激白”。むしろ審査員を務めると決まってから大会が注目されるように意識して「(粗品が)立ち回ってくれたので、本当に感謝しかない」と語った。

 相方の江上敬子は「ものすごく怖かったです…」と口にして会場の笑いを誘った。その理由は、楽屋で控えているときに同じマセキ芸能社の「もめんと」が披露したネタを5分近く総評する姿を見たため。「普段我々が見ている賞レースの評価よりも、もう一歩踏み込んだものをおっしゃっていたので」と説明した。「もしかしたら優勝者がでないかもね」と話していたという。それでも「粗品くんの言ってくれることは非常に的を得ているなと思いました」と感想を語った。

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