全国中学駅伝(14日号砲、滋賀・希望が丘公園陸上競技場=男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)の出走メンバーが13日、発表された。男子の浜松開誠館中は総合力で8位以内を目標に掲げる。

 男子も2年ぶり出場の浜松開誠館中が入賞を目指す。13位だった2年前を唯一経験している駅伝主将の柴田颯真(3年)は前回の5区から今回はエース区間の1区でエントリーされた。「今年は8位以内が目標」と、抱負を語った。

 今年のチームは飛び抜けた選手はいないが、穴はない。県大会では1区からトップを譲ることなく完全Vを達成した。3000メートルの持ちタイムが8分55秒08でチームトップの原恭一朗(2年)は、県で4区に起用されたが、大会直前に風邪を引いて区間4位。全国でも同じ区間を任され、「区間8位以内を目標に走りたい」と気合を入れた。

 会場はすでに、夏休みに2度、全国出場を決めてからも同じく2度試走を行った。普段走り慣れていない芝対策は十分だ。1年生だった一昨年は走れなかった古元陸琥(りく、3年)が2区に起用された。「前回の悔しさをぶつけたい」と、力こぶ。チーム一丸となって目標を達成する。

編集部おすすめ