第76回全日本2歳優駿・JpnIが17日、川崎競馬場の1600メートルで行われる。唯一の2歳ダートJpnⅠで、過去の優勝馬にはフリオーソやフォーエバーヤングなどが名を連ねる出世レースだ。

川崎競馬公式YouTubeチャンネル『スパーキングトークLIVE GOLD』の出演も3年目となった亜咲花が登場。来年のダート3冠戦線に直結する一戦を読む!

 みなさん、お久しぶりです。亜咲花です!2025年も残りわずか。全日本2歳優駿は、フォーエバーヤングが勝利し世界に羽ばたいて行きましたし、来年のダート3冠戦線を占ううえでも重要な一戦です。ビシッと当てて、いい年の瀬を迎えたいですね~。

 とはいえ、今年のメンバーを見渡すと、なかなかの混戦模様。それを断ち切るのは北海道から参戦するベストグリーンとみました。ここまで4戦4勝。前走の鎌倉記念は4馬身差の圧勝でした。父は東京大賞典連覇を含め、ダート重賞で勝したスマートファルコンという血統背景も魅力です。

 タマモフリージアの父は18年のチャンピオンズCを制覇し、その年のJRA賞最優秀ダートホースを受賞したルヴァンスレーヴ。自身の能力も相当で、2連勝で前走のJBC2歳優駿を制しました。

この時、504キロと牝馬とは思えない立派な馬格を生かし、ライバルたちを蹴散らします!

 パイロマンサーは前走、ダート戦線の登竜門、もちの木賞を勝って2戦2勝と負けなし。来春の大目標、UAEダービー(3月28日、メイダン競馬場)に向けて弾みをつけたいところでしょう。

 また、北海道のアヤサンジョウタロは重賞勝ちこそありませんが、JBC2歳優駿では0秒1差と差のない3着。展開次第では、北海道勢のワンツーも!?と期待しています。

 ◆亜咲花(あさか)2016年、高校生アニソンシンガーとしてデビュー。「ウマ娘 プリティーダービー」でエスポワールシチーの声優も務めるほか、「夢のバトン~Smile for you~」がグリーンチャンネル開局30周年記念イメージソングとなる。

◇全日本2歳優駿出走予定馬(Jpn1、ダ1600メートル=17日・川崎

★アヤサンジョウタロ 56笹川翼

 イダテンシャチョウ 56武 豊

 グルーヴィン    56 ― 

△コスモギガンティア 56 ― 

 スマトラフレイバー 56 ― 

 スルーザミル    55 ― 

○タマモフリージア   55田 口

 ドキドキ      56 ― 

▲パイロマンサー   56岩田望

 フルールドール   55坂 井

 プレストエンペラー 56 ― 

◎ベストグリーン   56小野楓

 ライフオブラクーン 56戸 崎

 ロードレイジング  56 ― 

【注】印は亜咲花。枠順確定は14日。

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