阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズ・G1・馬トク激走馬=タイセイボーグ

 新潟2歳ステークス2着、アルテミスステークス3着と重賞で好走を続ける、新種牡馬インディチャンプ産駒。19年春秋マイルG1制覇を決めた父に初のG1タイトルを送りたい一戦だ。

 前走後は11月20日に外厩・宇治田原優駿ステーブルから帰厩し、1週前の栗東・CWコースでの3頭併せは、僚馬を10馬身追走し、6ハロン77秒9―11秒3で5馬身先着。直前の坂路も馬なりながら気合にあふれた推進力抜群の走りで、好調維持をアピールした。

 前走のアルテミスステークスは1番枠から、直線で伸びない内めを通らざるを得なかったが、上がり3ハロンはNO1。立ち回りひとつでもっと上位が狙えた走りだった。

 雨で水分を含んだ馬場も全く問題なく、2週連続の追い切り騎乗で、手ごたえをつかんだ西村淳也騎手とのタッグで、直線差し込みがあっていい。

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